ハンガリー
首都
ブダペスト (Budapest)
日本との時差
7時間(冬季は+1時間)
在留邦人数(2024年10月時点)
長期滞在者: 1,684人
永住者: 309人
合計: 1,993人(うち成人数:1,614人)
民族構成
ハンガリー人84.3%、ロマ人2.1%、ドイツ人1%、その他1.2%等(2022 est.)
主な言語
ハンガリー語98.8%、英語25.3%、ドイツ語12.6%、ロシア語2.1%、フランス語1.5%、その他5.1%(2022 est.)
英語が話せる割合(2023)
Very Good: 16%
Good: 31%
主な宗教(2019〜22)
カトリック30.1%、カルビン主義者9.8%、ルーテル派1.8%、その他のキリスト教1.6%等(2022 est.)
気候
東の大陸性気候から西の海洋性気候、南部の地中海性気候まで、地域によって気候が異なる。平均気温と降水量を考慮すると、全体的に大陸性気候に分類される。大陸性気候は一般的に夏は暖かく、冬は寒いのが特徴。
平均気温(°C) | 日照時間(H) | UV Index | |
---|---|---|---|
1月 | -2.8 – 3.9 | 2.03 | 1 |
2月 | -2.0 – 6.4 | 3.07 | 2 |
3月 | 1.8 – 12.1 | 4.57 | 3 |
4月 | 6.5 – 18.4 | 6 | 5 |
5月 | 11.1 – 23.1 | 7.8 | 6 |
6月 | 14.6 – 26.7 | 8.37 | 7 |
7月 | 16.3 – 28.9 | 9.3 | 7 |
8月 | 16.0 – 28.9 | 8.47 | 6 |
9月 | 11.7 – 23.3 | 6.53 | 4 |
10月 | 6.8 – 17.1 | 4.67 | 3 |
11月 | 2.7 – 10.4 | 2.27 | 1 |
12月 | -1.8 – 4.5 | 1.7 | 1 |
水・食事情
水道水
硬水であるため日本人は一過性の下痢を起こしやすく、飲用には市販のミネラル水がお勧め。
食物
数種類のパプリカをふんだんに使う料理が多く、食卓では赤い色のものが目立つ。パプリカ以外にも何種類ものハーブとサワークリームがよく使われる。
内陸国のため、メイン料理は魚介類より肉が多く、特に豚肉はとてもポピュラーな食材。魚は淡水魚を揚げたり、スープにして食す。
朝食もボリュームがあるが、基本的には昼食がメインのため、夜はパンとサラミ・チーズといった軽めの食事が多い。
医療事情
国民皆健康保険名称
NEAK
医療保健サービス
医療水準は欧州地域の平均にほぼ達していると判断されるが、周辺の医療先進国と同等の医療が受けられるとは限らない。国公立病院を受診する場合、医師の多くは英語を理解するが、看護師や受付職員との意思の疎通の難しさに戸惑うことも。私立クリニックでは英語が通じ、日本語通訳者が勤務しているクリニックもあるが、これらのクリニックは基本的に外来専門のため特別な場合を除き入院治療は行わない。ただし専門医療機関受診の手配などは行う。万が一、国外への緊急搬送が必要になった場合にも搬送手配が可能。
滞在時には必ず(可能であればキャッシュレスサービスが利用できる)海外旅行傷害保険に加入しておくと良い。受診前に保険会社に提携病院を確認すると安心。
かかりやすい病気、感染症、その他
(1) 感冒、胃腸炎など:
夏季は気温が上昇しますので、特に肉・鶏肉類になどの食品には良く火を通して、サルモネラ感染や食中毒の予防を心がけることが大切
(2) ダニ媒介性脳炎(ダニを介するウイルス性中枢神経系感染症《クーランチ》):
流行期は春から秋。感染したマダニ類の刺咬により感染する。他に、山羊・羊・乳牛から採取された未殺菌のミルクや加工乳製品の摂取による感染の報告も。死亡率は少なくとも約1%以上。本疾患に対するワクチンの予防効果は高く、特に流行地域で農作業や森林事業の従事者、郊外や森林でハイキングやキャンプをしたり、アウトドアスポーツをする人には接種が推奨される(合計3回)。流行期までに最低2回の接種を終えられるよう、早めの接種計画要。
他にもダニが媒介するボレリア感染症(ライム病)あり。皮膚の露出を減らし、靴下・靴を着用するように。防虫剤の使用も有効。
予防接種
成人:入国の際に必要な予防接種はナシ。
小児:日本で定期予防接種を受けてくることが望ましい。
2025年の祝祭日
3月15日(土) 1848年革命記念日
5月1日(木) メーデー
8月20日(水) 聖イシュトバーンの日・建国記念日
10月23日(木) 1956年ハンガリー蜂起記念日
11月1日(土) 万聖節
12月25日(木) クリスマス
12月26日(金) セカンド クリスマス