主な緊急番号

警察(直通):101
事件や事故、盗難被害などの通報

救急車・消防(直通):100
火災や急病で救急車や消防車を呼びたい場合に直接つながります。

日本国外における各種安全対策については、外務省 海外安全ホームページ で確認できます。

警察

緊急時には 101 か、ヨーロッパ共通の緊急番号 112 にいつでも無料で連絡ができます。
軽微な犯罪を通報するための全国共通の番号はないため、最寄りの地域警察署の直通電話に連絡するか、オンラインで通報します。地元警察の連絡先は、ベルギー警察のウェブサイト Ma Police Locale に郵便番号を入力して検索します。
緊急性の低い報告にはデジタルポータル Aide non urgenteSVG を活用しましょう。

ベルギー警察は「連邦警察」と「地域警察」の2層構造になっており、国内にある180以上の警察管区がそれぞれ緊密に連携しています。

家庭内暴力、ストーカー行為、インターネット犯罪の捜査も警察の任務。家庭内暴力の被害に遭ったら、暴力・虐待に関する専門家のヘルプラインに連絡しましょう。
ヘルプライン:1712(平日 9:00 – 18:00)
チャットライン:フランス語 / オランダ語 英語
チャットのできる時間は各ウェブサイトでご確認ください。
ウェブサイトのメールフォーム(トップページのメールアイコンをクリック)を使って、匿名で支援やアドバイスを求めたり、体験談の投稿もできます。

消防サービス

命の危険があったり、火災が発生しているような緊急時には 112 に電話を。

それほど緊急ではなかったり、暴風雨、洪水、スズメバチの巣の発見などが理由で消防隊の出動を要請する場合には、1722 に電話をするか、ウェブサイトにアクセスしてください。

消防士は救急隊員を兼務することが多く、火災だけでなく救急出動や災害対応も一元的に担うのが大きな特徴です。

ベルギー消防の3つの重要ポイント

広域化された組織:全国の自治体別消防署を「消防ゾーン(Zone de Secours)」という広域連合に統一し、効率的な人員配置や機材の共有が行われています。

救急救命との統合:消防士は「救急救命士(ambulancier/verpleegkundige)」としての訓練も受けており、救急車の多くは消防署から出動しています。

最新技術の活用:世界で初めて警察署や消防署に常時使用可能なドローンネットワーク(DiaB)を導入するなど、災害監視や救助活動へのテクノロジー活用が進んでいます。

救急医療援助

ベルギーの救急医療援助は、ヨーロッパ共通の緊急通報番号である 112 への電話、またはスマートフォンアプリ 112 BE からの無料通報を受けた時点から迅速に行われます。
通報を受けた管制センターは状況の緊急性を判断し、必要であれば通常の救急隊員だけでなく、医師や看護師からなる緊急医療チーム「SMUR」を乗せた高規格救急車を現場へ派遣します。このシステムにより、患者は現場や移動中の車内で高度な救急処置を受けることが可能です。

ただし、救急車の出動や搬送には国が定めた規定の費用が発生するため、後日請求が届く仕組みになっています。そのため、救急車を呼ぶほどではない夜間や休日の急病の際には、地域ごとに設定されている当番医の往診サービスを利用するか、最寄りの総合病院にある救急外来窓口へ自力で直接向かうのが一般的です。

中毒事故管理センター(AntigifcentrumCentre Antipoisons):070 245 245
医薬品や家庭用洗剤、化学物質、殺虫剤、園芸用品、植物、キノコなどの菌類、動物などによる中毒に対応

公益事業および通信サービス

■ 電気

停電が発生した際は、まずヒューズボックス/分電盤やブレーカーを確認し、問題が自宅だけなのかどうかを確認します。近隣も停電している場合は、在住地域の配電事業者(Distribution System Operator/DSO)の緊急連絡先へ電話しましょう。

ブリュッセル首都圏:Sibelga 02 274 40 66
フランダース地域:Fluvius 078 35 35 00
ワロン地域:Aieg 085 274900、Aiesh 060 41 10 10、Ores 078 78 78 00、Resa 04 263 18 80

連絡先は自治体により異なる場合もあります。ご利用の配電事業者が不明の場合は、こちらのページに郵便番号を入力してご確認ください。

送電線や高圧変電所付近の事故や火災、その他のトラブル:0800 990 44

切断された送電線や送電鉄塔の不具合の報告:0800 95 062

■ ガス

ガスの臭いがしたら下記の対策を取りましょう。

1. すべてのドアと窓を開けてガスの濃度を下げる
2. 集合住宅では担当者やレセプションに知らせ、屋外では周囲の人にその場から離れるよう指示
3. 火花が出るような行為は厳禁。電気のスイッチには絶対に触れないこと
4. 照明や懐中電灯を点けずに行えるのであれば、ガスメーターの元栓を閉める

危険度が高い場合:122
全国(Fluxys):0800 65065 112
ブリュッセル首都圏(Sibelga):0800 19 400
フランダース地域(Fluvius):0800 65 0 65

連絡先は自治体により異なります。ご利用のガス配給事業者が不明の場合は、こちらのページに郵便番号を入力してご確認ください。
強い臭いが付けられている天然ガスは、爆発の危険が生じるはるか前の段階でガス漏れにすぐに気づくことができるため、ガス漏れによる大きな事故は稀です。

■ 水道

台風や洪水で消防隊の支援が必要になったら、1722 に連絡を

危険度が高い場合:122
ブリュッセル首都圏(Vivaqua):02 739 52 11
フランダース地域(De Watergroep):02 238 96 99
ワロン地域(Société Wallonne des Eaux/SWDE):087 87 87 87

連絡先は自治体により異なる場合もあります。ご利用の地域水道事業者が不明の場合は、家主に聞くか、請求書や水道メーターを確認してください(水道メーターカバーに水道会社のロゴが刻印されています)。

■ 通信

インターネットや電話のトラブルが発生したら、まずは利用しているプロバイダーのネットワーク状況を調べます。何も問題が報告されていないようだったら機器をリセットしてみましょう。

各社のネットワーク状況はEDPnetのネットワーク状況ページか、アッレ・ストーリンヘン(Allestoringen)のDowndetectorページでも調べることができます。

ベルギーの主なプロバイダーは以下の通りです。

Proximus:国内から 0800 55 800
オンラインでの不具合の報告
緊急時のインターネット接続

Telenet:不具合などの報告:015 66 66 66
WiFiの不具合は、MyTelentアプリからDiagnostics/Diagnoseを選択して確認することができます。

Orange:Orangeの携帯電話か固定電話から 5000、国内のOrange以外の電話から 02 745 95 00
テクニカルな支障の解決方法はウェブサイトのヘルプページでも確認できます。 

BASE:まずはウェブサイトのサポートページを確認します。答えが見つからなかったら、BASEの携帯電話からは 1999、BASE以外の電話からは 0800 66 311 に電話を。

道路と交通の緊急事態

ベルギーの道路や交通網で事故、故障、ストライキなどの緊急事態に遭遇した際は、まずヨーロッパ共通の緊急通報ダイヤルである 112 へ連絡してください。
警察へ直接通報する場合は 101 で、車やオートバイ、スクーターなど車両全般のブレイクダウンや海外で発生したトラブル時には 070 344 777Touring社が対応しています。

メンタルヘルスサービス

ベルギーのメンタルヘルスサービスは、「長期入院から地域移行への大胆な改革」を柱に、コミュニティ主体の仕組みを構築しています。

■ サービスの主な特徴

モバイルチーム(訪問支援)による訪問支援:多職種チームが自宅を訪ねて生活全般を支えます。

各地域のCPAS(社会事業センター)や、かかりつけ医(HuisartsMédecin Traitant)からの紹介がもっともスムーズです。ブリュッセル首都圏の訪問支援チームは、Brusano/メンタルヘルスガイドでも確認できます。

メンタルヘルス専門の緊急・危機相談窓口Community Help Service(CHS)は、フランス語とオランダ語のほか英語で対応している24時間対応のメンタルヘルスカウンセリング。心の悩みや精神的な危機について匿名で相談できます。(英語電話相談:02 616 26 26

心理士による高い専門性:医師はもちろんのこと、心理士も主要な役割を担っています。急性・重度の症状(錯乱、自傷の恐れなど)は、直接病院へ連絡してください。

ブリュッセル市内の病院

エラスムス病院(Hôspital Erasme):02 555 34 01
サン=ジャン病院(Clinique Saint-Jean02 221 91 00

早期発見と世代別ケア:成人だけでなく、児童・青少年の予防と早期ケアにも注力しています。

子ども・若者向け(Awel):102(チャット相談も可)
子どもへの支援・虐待防止(Child Focus):緊急通報番号 116 000
学生向け(Teleblok):試験や学業の悩みに対応
全世代向け:02 616 2626 または 02 648 4014(24時間・匿名・多言語対応ホットライン)

独自の地域共生制度:ヘール市(Geel)の公立精神医療センター(OPZ Geelでは精神疾患を抱える人々を一般家庭に迎え入れる「里親(家庭ケア)制度」を24時間体制でバックアップしています。

薬物とアルコールなどの依存症関連

依存症相談(De Druglijin
アルコール、薬物、処方薬、ギャンブルなどの依存症に関する情報を提供します。匿名で、偏見や非難などが一切ない客観的なアドバイスや、ガイダンスを行う専門窓口(オランダ語)

アルコホーリクス・アノニマス(Alcooliques AnonymesAA078 15 25 56
アルコール依存症に悩む人々のための24時間
電話相談
オンラインおよびオフラインミーティングもあり(フランス語)
英語で行われるミーティングはこちらで検索できます。

薬物アノニマス(Narcotiques Anonymes BelgiqueNA
薬物依存に悩む人々のための薬物サポート・電話相談

フランデレン:0478 62 62 62
ブリュッセル:0476 64 30 54
ワロン地域 :0488 70 65 75

児童・青少年・家族に関わるサポート

カインド・エン・ゲジン(Kind & Gezin
主に03歳までの乳幼児を対象に、健康管理、成長のサポート、育児相談、保育士室の監督などのサービスを無料で提供する、フランデレン(オランダ語圏)政府が運営する公的機関

児童局(Office de la Naissance et de l’EnfanceONE
家庭内や社会環境における子どもの発達支援、妊婦や家族への医学的・社会的助言と支援、デイケア施設の運営と管理、養子縁組サポートなどを行う、ワロン・ブリュッセル連邦(フランス語圏)の児童担当大臣管轄下にある独立機関

その他の緊急番号

■ 遺失物の届出

国内の列車内やホーム、駅構内で落とし物をした場合には、ベルギー鉄道ウェブサイトの紛失届フォームに詳細を記入しましょう。

財布や貴重品、日本のパスポートなどの遺失・盗難に遭った場合は、最寄りの警察署で、各種保険や再発行手続きに必要となる「紛失・盗難証明書」を発行してもらいましょう。

ベルギーのIDカードや在留資格などを無くしたり盗まれたりした場合には、すぐにブロックしてください。
0800 2123 2123 に「DOC STOP」とテキストするか、0322 518 2123 に電話を

■ 災害支援

SNSの活用:災害発生時、市民はFacebookなどのSNSを活用してリアルタイムで情報を共有し、避難所の提供、衣類や食料の寄付、ボランティアの派遣を迅速に組織します。特に地方自治体の境界を越えた近隣住民同士の助け合いが機能します。