フランス一般情報
首都
パリ (Paris)
日本との時差
7時間(冬季は+1時間)
在留邦人数(2024年10月時点)
長期滞在者: 20,972人
永住者: 15,232人
合計: 36,204人(うち成人数:26,274人)
民族構成
ケルト人とラテン人が主。他に、チュートン人、スラブ人、北アフリカ人、インドシナ人、バスクの少数民族
主な言語
フランス語(農村部ではブルトン語、アルザス語、コルシカ語等も)
英語が話せる割合(2023)
Very Good: 13%
Good: 30%
主な宗教(2019〜22)
ローマ・カトリック47%、イスラム4%、プロテスタント2%、仏教2%他
気候
複数の気候帯に分かれるが、国の大部分は温暖な海洋性気候に属す。一般的に冬は寒く、夏は穏やかで、年間を通じて雨が降る。
平均気温(°C) | 日照時間(H) | UV Index | |
---|---|---|---|
1月 | 1.9 – 8.1 | 2.1 | 1 |
2月 | 1.8 – 9.2 | 2.93 | 1 |
3月 | 1.9 – 8.1 | 4.3 | 3 |
4月 | 3.1 – 13.1 | 5.77 | 4 |
5月 | 6.0 – 16.4 | 6.67 | 6 |
6月 | 9.5 – 20 | 6.77 | 7 |
7月 | 14.5 – 25.6 | 7.47 | 7 |
8月 | 14.2 – 25.7 | 7.13 | 6 |
9月 | 11.2 – 21.9 | 5.73 | 4 |
10月 | 8.3 – 16.9 | 4.2 | 2 |
11月 | 4.8 – 11.6 | 2.5 | 1 |
12月 | 2.5 – 8.5 | 1.93 | 0 |
水・食事情
水道水
公園や街角に設置してあるは水飲み場を含め、水道水は煮沸をしなくても、そのまま安全に飲むことができる。ただし、カルシウムやマグネシウムを多く含む硬水で、成分の違いにより味が異なる。お腹の弱い人や敏感な人は体調を崩すこともある。
食物
衛生事情は概して良好な状態を維持している。
医療事情
国民皆健康保険名称
Assurance Maladie
医療保健サービス
直ちに治療が必要な場合は、症状の程度によらず、また昼夜の別なく救急外来を受診して相談できる。
緊急でない通常の診察は事前に予約が必要で、クリニックや個人開業医では血液検査やレントゲン検査等の諸検査を外部の検査機関に委託していることがほとんどで、医師より指示された検査を受けるためには各検査機関に別途予約が必要となる。
薬は処方箋を持って薬局で購入する。
診察料、検査代、薬代など治療費は非常な高額になる可能性があり、医療費は原則として自己負担。海外旅行傷害保険等、十分な補償額の保険への加入が推奨されている。
日本の(公的)保険の適用を受ける場合でも、一旦は自分で支払い、帰国後に領収書や診断書等必要書類を添えて申請する必要がある。
かかりやすい病気、感染症、その他
(1) 呼吸器感染症:
季節の変わり目や冬季に風邪、インフルエンザなどが流行。手洗いやうがいの励行、インフルエンザなどの予防接種が奨励されている。
(2) 花粉症等のアレルギー:
春先には花粉症の症状を訴える人も少なくない。花粉症や喘息などのアレルギーの既往のある場合は、日本で使い慣れた薬を持参すると良い。
(3) 交通事故:
他の先進国同様、交通事故は大きな社会問題となっている。
予防接種
ワクチン接種証明書が必要な特定の感染症は無い。しかし、成人は破傷風、できればA型肝炎、B型肝炎の予防接種を、小児は日本の予防接種法で決められたワクチンを受けておくことが推奨される。
その他
1年を通じて低湿度で、特に冬季には暖房により屋内はさらに乾燥する。
パリでは、時々大気汚染が深刻な状態になり市内への自家用車の進入制限などが行われることがあり、そのような場合はなるべく外出を控えると良い。
公園の茂みなどに入ってマダニに咬まれる事例もある。地方によってはダニ脳炎の発生も。フランス南部ではデング熱等が発生することがある。
2025年の祝祭日
4月18日(金) イースター
4月21日(月) イースターマンデー
5月1日(木) メーデー
5月8日(木) 1945 戦勝記念日
5月29日(木) キリスト昇天祭
6月5日(日) 聖霊降臨祭
6月6日(月) 聖霊降臨祭(sub)
7月14日(月) フランス革命記念日(パリ祭)
8月15日(金) 聖母の被昇天祭
11月1日(土) 万聖節
11月11日(火) 第一次世界大戦休戦記念日
12月25日(木) クリスマス
12月31日(水) 大晦日