
Vol.8 EUの総合がんセンター、重要な節目に到達
パリにおいて、欧州がん撲滅計画の重要な旗艦事業である「欧州総合がんセンターネットワーク(The European Network of Comprehensive Cancer Centres/EUnetCCC)」が発足しました。同ネットワークは、EU4Healthプログラムに基づくEUからの9,000万ユーロの投資を受け、がん患者が質の高い予防、診断、治療、ケアを受けられるよう支援し、2030年までに、対象となるEUのがん患者の9割がこれらのセンターを利用できるようにすることを目標としています。

www.freepik.com
すべてのEU加盟国を含む合計31カ国、163のパートナーからなるEUnetCCCは、構造化され持続可能な総合がんセンターネットワークによって、がん医療における不平等の是正と国家がんシステムの強化を支援することを目指しています。また、専門知識やリソース、ベストプラクティスの共有と、患者に近い場所において質の高いケアを提供できるセンターを認定・連携するためのEU認証制度(EU certificate scheme)を試験的に導入しています。
EU加盟国全土を含む31カ国163のパートナーからなるEU総合がんセンターネットワークは、ヨーロッパ全域にわたる構造化された持続可能な総合がんセンターネットワークを構築することにより、各国のがん医療における不平等の是正と国家がんシステムの強化を支援することを目指しています。このネットワークは、センターを認定・連携するためのEU認証制度を試験的に導入し、専門知識、リソース、ベストプラクティスの共有と患者に近い場所での質の高いケアの提供を目指しています。

Photo by lananylope on Freeimages.com
現在までに、11カ国から33の総合がんセンターが欧州認証プロセスに推薦されました。申請第一弾には、スペイン14カ所、フランス4カ所、ベルギー4カ所、リトアニア3カ所、ノルウェー2カ所の他、ブルガリア、ルーマニア、キプロス、チェコ共和国、ルクセンブルク、マルタからそれぞれ1カ所が含まれます。2026年から2027年にかけてさらに第二弾が続く予定で、2028年までに31カ国、100カ所の認証センターネットワークを構築し、約5億人のヨーロッパ人にサービスを提供できるようにするのが目標です。
患者にとっては治療の選択肢への自信が深まり、臨床試験やイノベーションへのアクセスも向上します。がんセンターと医療従事者にとっては、連携とイノベーション、そして継続的な改善のためのプラットフォームが創出されます。

Photo by Banana Stock on Freeimages.com
トップレベルのがんセンターを連携させることで、このネットワークは強力な欧州健康連合の構築に貢献し、欧州の「がん撲滅計画」の目標達成に貢献します。この連携は、国境を越えた専門知識の向上だけでなく、がん対策とイノベーションにおける欧州の世界的なリーダーとしての地位を確固たるものにすることでしょう。
参考資料:EC Europa
https://living-in-eu.com/health/202512_vol8_cancer-centreshttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2025/12/08_2512-top.jpghttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2025/12/08_2512-top-150x150.jpgパリにおいて、欧州がん撲滅計画の重要な旗艦事業である「欧州総合がんセンターネットワーク(The European Network of Comprehensive Cancer Centres/EUnetCCC)」が発足しました。同ネットワークは、EU4Healthプログラムに基づくEUからの9,000万ユーロの投資を受け、がん患者が質の高い予防、診断、治療、ケアを受けられるよう支援し、2030年までに、対象となるEUのがん患者の9割がこれらのセンターを利用できるようにすることを目標としています。 www.freepik.com すべてのEU加盟国を含む合計31カ国、163のパートナーからなるEUnetCCCは、構造化され持続可能な総合がんセンターネットワークによって、がん医療における不平等の是正と国家がんシステムの強化を支援することを目指しています。また、専門知識やリソース、ベストプラクティスの共有と、患者に近い場所において質の高いケアを提供できるセンターを認定・連携するためのEU認証制度(EU certificate scheme)を試験的に導入しています。 EU加盟国全土を含む31カ国163のパートナーからなるEU総合がんセンターネットワークは、ヨーロッパ全域にわたる構造化された持続可能な総合がんセンターネットワークを構築することにより、各国のがん医療における不平等の是正と国家がんシステムの強化を支援することを目指しています。このネットワークは、センターを認定・連携するためのEU認証制度を試験的に導入し、専門知識、リソース、ベストプラクティスの共有と患者に近い場所での質の高いケアの提供を目指しています。 Photo by lananylope on Freeimages.com 現在までに、11カ国から33の総合がんセンターが欧州認証プロセスに推薦されました。申請第一弾には、スペイン14カ所、フランス4カ所、ベルギー4カ所、リトアニア3カ所、ノルウェー2カ所の他、ブルガリア、ルーマニア、キプロス、チェコ共和国、ルクセンブルク、マルタからそれぞれ1カ所が含まれます。2026年から2027年にかけてさらに第二弾が続く予定で、2028年までに31カ国、100カ所の認証センターネットワークを構築し、約5億人のヨーロッパ人にサービスを提供できるようにするのが目標です。 患者にとっては治療の選択肢への自信が深まり、臨床試験やイノベーションへのアクセスも向上します。がんセンターと医療従事者にとっては、連携とイノベーション、そして継続的な改善のためのプラットフォームが創出されます。 Photo by Banana Stock on Freeimages.com トップレベルのがんセンターを連携させることで、このネットワークは強力な欧州健康連合の構築に貢献し、欧州の「がん撲滅計画」の目標達成に貢献します。この連携は、国境を越えた専門知識の向上だけでなく、がん対策とイノベーションにおける欧州の世界的なリーダーとしての地位を確固たるものにすることでしょう。 参考資料:EC EuropaLiE 編集部LiE 編集部 toyo@a-concept.co.ukAdministratorLiving in Europe


