https://living-in-eu.com/health/202605_vol13_hayfeverhttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2026/05/13_2605_hayfever_top.jpghttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2026/05/13_2605_hayfever_top-150x150.jpgLiE 編集部毎年やってくるアノ季節。冬場が暗くて長いヨーロッパでは、多くの人が、太陽が輝き草花が咲き誇る春を心待ちにしています・・・が、花粉症に悩む人たちの気持ちは複雑ですね。
ある報告によると、花粉症患者たちが苦しい思いをする期間が、昨今は1990年代と比べて最大2週間も長くなっているのだとか。「気候変動」という言葉そのものについては今も議論の余地があるにしても、確かに1990年代に比べると夏の気温が高くなる年が増えていると、当時の記憶がある世代(!)は感じていることでしょう。以前よりも長くて暑い夏によって花粉シーズンが長期化していることに伴い、人々がアレルゲンにさらされる期間も長くなっている可能性があるようです。
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温暖で湿度が高く風の強い天候によって花粉飛散量がもっとも多くなり、花粉によるアレルギー反応が悪化するというのが一般的な流れ。これまでは、3月下旬から9月にかけてがその時期でしたが、医学雑誌「ランセット誌(The Lancet)」では、「近年は開花時期が変化し、アレルギー性鼻炎患者の花粉曝露期間が長くなっている」と指摘されています。
カバノキ、ハンノキ、オリーブの花粉飛散時期の調査によると、2015〜2024年にかけて花粉発生源となる花粉飛散開始時期が、1991〜2000年と比較して1~2週間早まっていることがわかりました。
今年5月中旬に出された報道によると、現在、熱帯太平洋で発生しているエルニーニョ現象は、記録的な高温と甚大な人道的影響をもたらす前兆である可能性が高く、史上最強クラスのエルニーニョ現象となる恐れもあるとのこと。この現象は今後数カ月でさらに強まり、秋には非常に強い、いわゆるスーパーエルニーニョ現象としてピークを迎える可能性もあるようです。
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もしこの予想が当たれば、2026年後半は、花粉症患者にとっても、単に暑いのが苦手な人たちとっても、例年よりもツラ日々となりそうですが、春に出されるエルニーニョ予報はあまり当たらないというジンクスもあります。気持ちよく過ごせる清々しい夏が来ることを祈りましょう!
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参照ウェブサイト:Mailonline(Science)
BBC WeatherLiE 編集部LiE 編集部toyo@a-concept.co.ukAdministrator欧州移住の正解が見つかる | Living in Europe - 住まい・教育・医療の総合ポータル