オランダの緊急連絡先
主な緊急番号
緊急を要さない場合の事件・事故: 0900 8844(24時間、年中無休、有料)
盗難(自転車の盗難や万引きなど)や器物破損は、オランダ警察の公式サイト オランダ警察公式サイト(Politie) から届出を行うこともできます。
日本大使館
パスポートの紛失などのサポートについては、在オランダ日本国大使館へ連絡してください。
警察
警察に通報する際は、事件・事故の緊急度によって連絡先が異なります。
緊急事態(生命の危険、現在進行形の犯罪、火災)は 112 へ、緊急ではない場合は 0900 8844 へ連絡するか、ウェブサイトで届出をしてください。
消防サービス
オランダの消防サービスは、27,000人近くの消防士が支えています。そのうち約80%はボランティアとして活躍しています。
25の治安・防災広域行政区には複数の基礎自治体/へメーンテ(Gemeente)が属し、共同で火災対応から水難救助、危険物流出時の処理まで幅広くカバーしています。
救急医療援助
オランダでは、医療援助が必要になったら、かかりつけ医を介すのが基本ルールです。
生命に関わる緊急事態は 112 に電話し、救急車(Ambulance)、警察(Politie)、消防隊(Brandweer)を要請します。それ以外の急病やケガは、まずかかりつけ医の診療所に連絡します。
オランダでは救急車の利用は基本有料で、加入している健康保険の適用範囲によって自己負担額が変わります。
■ 緊急だが命に別条がない場合
平日の日中:
登録しているかかりつけ医に電話
夜間・週末・祝日:
診療時間外にかかりつけ医の診療所に電話をすると、留守番電話のガイダンスで、各地域の当番医センター(Huisartsenpost)の電話番号が案内されます。診療所のウェブサイトにも時間外診療対応窓口の番号が掲載されています。掲載されていない場合は、ウェブサイトの検索エンジンに「huisartsenspoedpost」と「在住地域名」を入力して検索してください。
重症度で判断されるトリアージ(4段階)に応じて、受診予約や往診、救急外来への案内が行われます。
総合病院の救急外来(Spoedeisende Hulp/SEH):
かかりつけ医の紹介なしで直接総合病院の救急外来にかかることも可能ですが、緊急性が低いと判断された場合は長時間待たされたり、かかりつけ医への連絡を促されたりします。各地域の救急外来は、SEH Zorg に現在地を入力して検索します。
医療通訳・英語対応:
オランダでは多くの場合、医師や医療スタッフと英語で問題なくコミュニケーションが取れますが、日本人医師が対面で診察を行うJapan Expat Clinicでは、健康に関する相談やサポートも日本語で対応しています。
事前準備:
オランダに長期間滞在する場合には、緊急時にスムーズな医療アクセスができるよう、事前にかかりつけ医への登録を行い、健康保険証や保険番号を手元に控えておくことをお勧めします。
公益事業および通信サービス
電気とガスのトラブル専用窓口: 0800 9009
ガス漏れの疑い、異臭、一般的な停電、メーターに関するトラブルなどについて、24時間対応。
水道:下水が絡む緊急の水道トラブルが発生したら、地元の自治体(Gementee)に、それ以外の場合は契約している業者に連絡を。
水に関するあらゆる問題は、Waternetですでに把握している可能性もあります。ウェブサイトの「水問題ページ(Problemen met water)」で確認してみましょう。同ページのトラブルリストに上がっていない場合は、088 939 40 95 に電話し、オプション1を押して問題の報告をしてください。
オランダ最大の老舗通信事業者で、固定電話からモバイル、ブロードバンドまで総合的に提供
複数のブランド統合を経て、現在ではオランダ最大のモバイル通信事業者
イギリス系通信大手で、オランダのケーブルテレビ大手Ziggoと合併し、固定通信とモバイルのパッケージサービスを展開するイギリス系大手通信企業
通信インフラ: 4Gおよび5Gネットワークが全国的に整備。また、光ファイバー(FTTH)の普及率も高く、都市部から郊外まで安定した高速通信が可能。
公共放送(NPO):オランダ公共放送(NPO)が「NPO 1」「NPO 2」「NPO 3」の3つのテレビチャンネルを運営
民間放送: RTL NederlandやTalpa Networkなどの商業放送グループが主流。ケーブルテレビやIPTVによる多チャンネル視聴が一般的
道路と交通の緊急事態
オランダで道路や交通の緊急事態に直面した際は、まず警察・救急のヨーロッパ共通番号 112 に電話してください。事故や車両トラブルでは、安全な場所に避難した上で、早急にロードサービスやレンタカー会社に連絡してください。
■ ロードサービス(車の故障・レッカー)
ANWB(オランダ王立ツーリスト協会):088 269 2888
原則的には会員制ですが、非会員でも有料でサービスを受けることができます。
メンタルヘルスサービス
オランダのメンタルヘルスケアは、まずかかりつけ医に相談しましょう。メンタルヘルスは基本医療保険の対象となります。
自殺を考えているなど生命の危険または差し迫った危険がある場合精神的に問題を抱えている場合はかかりつけ医またはセラピストの診療時間内にも連絡できます。かかりつけ医は、地域の危機対応サービスを紹介してくれます。診療時間外は地域の時間外診療サービスに電話してください。状況を評価し、危機対応サービスに連絡してくれます。
リスニングライン(De Luisterlijn):088 0767 000(24時間)
匿名での悩み相談
アムステルダム急性期治療チーム(Acuut behandelteam Amsterdam/ABT)およびアムステルダム救急精神科(Spoedeisende Psychiatrie Amsterdam/SPA):020 788 5333(危機的状況にある場合)020 515 8570(救急車・警察への紹介用)(24時間)
ケネマーラント緊急精神科(Spoedeisende psychiatrie Kennemerland/SPK):088 788 5077(緊急時のみ、24時間)
危機的状況にある精神疾患を抱える本人や家族をサポート
薬物とアルコールなどの依存症関連
オランダでは、薬物は健康被害や犯罪リスクを減らす目的で「ソフトドラッグ」と「ハードドラッグ」を明確に区別し、個人使用の範囲内であれば厳罰化を避ける「寛容政策」がとられています。
一方、アルコールには年齢制限や時間制限が設けられ、近年は依存症対策や若者の健康被害防止の観点から規制が強化されています。
ソフトドラッグ(大麻など):大麻(マリファナやハシシ)は法律上違法ですが、指定された店舗(コーヒーショップ)での一定量以下の販売・使用については黙認されています。ただし、所有が認められる量にも厳格な上限があり、コーヒーショップ以外での路上喫煙は禁止されているエリアが多くあります。
ハードドラッグ(コカイン、MDMAなど):ヘロインやコカインなどのハードドラッグは、所持・使用・売買のすべてが厳しく禁止されています。
ハームリダクション(危害の最小化):薬物問題を犯罪としてのみ捉えるのではなく、依存症患者への医療支援や、使用薬物の成分/薬物成分を無料で検査して安全性を確かめられる施設(ドラッグチェック)など、公衆衛生の観点からのサポート体制が非常に発達しています。
■ 喫煙、薬物依存症サポート
WeQuit:020 303 8891
喫煙依存をサポート
依存症治療グッドホープ依存症ケア(Good Hope Verslavingszorg):020 854 3459、06 2797 4452(WhatsApp対応 9:00 – 17:00)
アルコール、薬物など依存症に特化した治療を提供
児童・青少年・家族に関わるサポート
家族向けの支援は、経済的サポートから子どもの発達相談、メンタルケアまで多岐にわたります。
児童手当(Kinderbijslag): 18歳までのすべての子どもを対象に、3カ月に1回無条件で支給されます。金額は子どもの年齢に応じて上がります。
児童関連予算 (Kindgebonden budget): 低・中所得世帯を対象とした国からの追加の税額控除・補助金です(世帯収入に応じる)。
保育費補助(Kinderopvangtoeslag): 共働きや就学中の親を対象に、保育料の最大96%が補助されるため、自己負担を大きく抑えて託児所を利用できます。
その他の緊急番号
■ 動物保護など
オランダは、長い歴史を持つ動物福祉の先進国です。行政と民間団体が強固に連携し、保護シェルターでの殺処分率は極めて低水準、野良犬推定数ゼロ達成など厳格な保護体制が敷かれています。
動物専門救急車(Dierenambulance):0900 4440400
オランダ国内の動物救急全国共通番号。動物がケガをしたり緊急を要する事態に陥っている場合
アミヴェディ(Amivedi):0900 2648334
迷子になったペットの捜索や、発見情報の登録
■ 遺失物の届出など
水害対策が中心:国土の約4分の1が海抜ゼロメートル以下であるため、歴史的に洪水や高潮への対策(治水)がもっとも重視されています。
洪水発生時の在住地域の水位はこちらでご確認ください。同ページでは、地域ごとの対策を4つのステップに分けて紹介しています。平時の準備を怠らないようにしましょう。
自力生存の推奨:オランダ政府は市民に対し、災害発生時に少なくとも72時間(3日間)自力で生き延びられるよう、水や食料の家庭内備蓄を強く推奨しています。
情報収集インフラ:災害時の警報システム「NL-Alert」が運用されており、通信網の混雑や過負荷が発生した場合でも作動し、携帯電話に直接緊急速報メールが届く仕組みになっています。登録の必要はありません。





