警察

国家警察(Policía Nacional):091
中央警察として、強盗  麻薬などの大きな事件の犯罪捜査から観光地の犯罪まで幅広く扱います。

地方警察(Policía Local):092
各市町村などの自治体が管理する地域密着型の警察組織で、交通違反、路上トラブル、地域の治安維持を管轄しています。

治安警察(Guardia Civil):062
内務省と国防省の両方に所属する国の武装警察組織で、テロ対策、武器、密輸から、高速道路の検問などを行います。

消防サービス

救急・消防・警察・救助の総合緊急窓口:112(ヨーロッパ共通緊急番号)
市町村の消防署:080
主に森林火災や地方都市での緊急事態:085

救急医療援助

緊急医療支援サービス(Servicio de Urgencias y Emergencias Sanitarias061
病気やけがで救急車が必要なときに、医療専門のオペレーターと直接話ができます(スペイン語のみ)。応急処置や近くの医療機関を紹介してもらうなど、医療的な判断や指示が受けられますが、軽症の場合は、自分で医療機関を訪れましょう。

公益事業および通信サービス

■ ガス漏れfuga de gas
ガス臭がする、ガス漏れが疑われる緊急時には、112 か、契約しているガス会社の緊急連絡先に通報を。ガス会社の連絡先は、多くの場合、請求書に印刷されています。
なお、スペインのガスサービスは、以下の2つに分かれているので理解しておきましょう。

販売会社(Comercializadora)

・ガス料金の請求
・契約変更
・プラン変更
・顧客サービス

配給会社(Distribuidora)

・緊急対応
・ガス管・メーターの管理
・ガス供給設備の保守
・ガス漏れ対応

主な配給会社

Nedgia
Redexis
Nortegas
MADRILEÑA

■ 停電corte de energía
停電が自宅だけか、近所もなのかを確認しましょう。自宅だけの場合、まず以下を確認します。

・ブレーカー(ICP、IGA)が落ちていないか
・電気料金の未払いがないか
・規定のアンペア数(Potencia)を超えていないか

近所も停電している場合は、すでに対応中のことも多いので、自分の電気配電会社(Distribuidora)の公式サイトで状況を確認してみましょう。

契約している配電会社の情報は、電気料金請求書(Factura)に記載されています。
もし火災や感電など危険がある場合は、ヨーロッパ共通緊急番号 112 に連絡します。

なお、スペインの電気サービスは、以下の2つに分かれています。

電力販売会社(Comercializadora)

・電気料金の請求
・契約手続き
・プラン変更
・名義変更
・引越し時の契約
・カスタマーサービス

配電会社(Distribuidora)

・停電対応
・電柱・電線の保守
・メーター管理
・新規接続工事

主な配電会社
e-distribución
i-DE(Iberdrola Distribución)
UFD Distribución Electricidad

■ 水漏れFuga de agua
以下のような緊急事態の際は、112 に連絡します。

・大量の水漏れ
・天井崩れ・浸水の危険
・電気設備に水がかかっている
・水道管の破裂や洪水で、建物や道路が危険な状態

緊急を要さない水漏れの場合は、地域の水道供給会社(Distribuidora de agua)に連絡します。連絡先は、請求書や自治体サイトで確認しましょう。

道路と交通の緊急事態

■ 車で事故を起こしたり、巻き込まれた場合
安全確保と二次事故防止が最優先。まずは以下のことをしましょう。

・ハザード点灯
・可能なら安全な場所へ移動

■ ケガ人がいる場合
救急・消防・警察・救助の総合緊急窓口:112(ヨーロッパ共通緊急番号)

■ 物損のみの場合
軽い交通事故に基本的にどこにも通報する必要はなく、双方の当人者が、事故報告書/パルテ・アーミストーソ(Parte Amistosoを制作します。

これは、保険会社に提出するための最重要書類ですので、その内容に納得できない場合は署名しないように。一度、署名したら修正できません。

相手の氏名・住所・電話番号などの連絡先、保険情報を交換します。相手の車両番号を記録、事故現場、車の傷などの破損状態、周囲(標識・信号)ブレーキ痕などを写真で撮っておくことが有効です。

メンタルヘルスサービス

以下のようなメンタルヘルスの緊急事態に遭遇した場合は、112 に電話を。状況に応じて、救急医療チーム、必要な精神科救急サービス手配してくれます。医療だけでなく、本人や家族などの安全確保等で、警察の支援も同時に対応してくれます。

・自殺を図ろうとしている、または図った
・自傷行為による重傷
・意識障害や錯乱状態
・幻覚・妄想によって本人や他人に危険が及ぶ可能性がある
・激しいパニック状態で安全確保が必要
・精神的危機により緊急の医療介入が必要 

パニック発作、精神科薬の副作用、精神状態の急な悪化など、医療的な支援が必要な場合は 061 に電話してもいいでしょう。

112 061 に電話をする以外にも、最寄りの総合病院の救急外来(Urgencias)に行くという選択肢もあります。

■ 緊急ではないが精神的支援が必要な場合

スペインの公的医療制度(Sistema Nacional de SaludSNS)では、心理士(Psicólogo)と精神科医(Psiquiatra)による支援が提供されます。かかりつけ医が診断の上で、必要と判断されれば適切なメンタルヘルス・サービスを紹介します。

■ 日常的に利用できるサービス

自殺防止ホットライン(Línea de atención a la conducta suicida):02424時間)
スペイン保健省運営。英語対応も可能。

サマリタンズ(Samaritanos):900 525 100年中無休、10:00 – 22:00)
不安や精神的な苦痛を抱える人の電話相談。英語対応も可能。

薬物とアルコールなどの依存症関連

薬物やアルコールによる緊急事態:061112

・急性アルコール中毒症状
・薬の過剰摂取

医療以外の要素もあり、別途の救済が必要な場合:112

・路上で倒れている
・暴れている
・事故を起こした
・⾃傷や他者危害の危険がある

通報時には、以下を伝えましょう。

・年齢
・呼吸しているか
・意識があるか
過剰摂取したのであれば、その内容(アルコール、薬物、毒など)と、摂取した時間

061 112 に電話をする以外に、最寄りの総合病院の救急外来(Urgencias)に⾏くこともできます。

薬物依存対策財団(Fundación Fad Juventud):900 16 15 15
⽇常的に電話で相談でき、必要に応じて地域の専⾨機関へ紹介も⾏います。

依存症治療センター(Centros de Atención a las Adicciones

アディクタリア(adictalia):900 525 727
スペイン全土をカバーするアルコールや薬物依存のデトックスセンター

Betel Restaurando Vidas900 264 840
薬物やアルコール依存の問題を抱える人や社会的排除のリスクがある人のための無料リハビリセンター

児童・青少年・家族に関わるサポート

スペインには、家庭だけでは対応できない児童・青少年・成人が抱える問題や困りごとに対応した公的・民間の支援システムが比較的広く整備されています。地域によって運用が異なるので、在住州のサービスを確認しましょう。

■ 児童(18歳未満)向け
児童保護サービス:虐待、育児放棄、家庭内暴力、保護者による養育困難などがある場合、各州の児童保護機関が介入し、保護が必要な子どもに対しては、行政が後見人となる場合もあります。家族再統合支援やカウンセリングも行います。

ANAR(アナール)91 726 27 00
非営利団体が運営する児童・青少年を支援する団体。24時間365日、無料・匿名・秘密厳守で利用できます。相談対応は心理士を中心に、社会福祉・法律の専門家がチームで行います。相談は電話だけでなく、チャットやメールでも可能です。

子どもが第三者を介さずに直接連絡できるチャット
保護者が子どもの相談をできるチャット

■ 成人向け
公的社会福祉サービスに関する手続きを行う窓口は、市役所や地方自治体です。該当の役所は、こちらに「必要とするサービス(Support required)」と「在住地域(Enter your town)」を入力して検索できます。スペイン語ページはこちら

その他の緊急番号

ジェンダー暴力対策政府代表部(Delegación del Gobierno contral la Violencia de Género016

女性に対するあらゆる形態の暴力に対して即時の支援を行っています。電話のほか、WhatsApp600 000 016)、チャットメールでも連絡できます。