洋酒のボトルが紙製に?
(トップ画像:Image by vectorpocket on Magnific)
先祖代々愛飲されてきたウイスキーが、近々紙製のボトルで提供されるかもしれないという、スコットランド人もびっくりのニュースをお伝えします。
シングルモルト・ウイスキーの「ラガヴーリン(Lagavulin)」や「タリスカー(Talisker)」、日本でも人気のウイスキー「ジョニーウォーカー(Johnnie Walker)」などを手掛ける国際的な酒類メーカー、ディアジオ社(Diageo)は、2020年からウイスキー用紙製ボトルの開発を進めてきました。プラスチックの使用量を抑えた紙製ボトルは、2026年初めにバルセロナで開催された「タイムアウト・フェスティバル」にてお披露目され成功を収めた、「ベイリーズ(Baileys)」の紙製ミニボトル(80ml)の試験導入に続く第2弾目となりますが、ウイスキーに使われるのは業界初の試みです。

Image by Kerstin Riemer from Pixabay
2026年9月より、紙を主成分とするボトル入り「ジョニーウォーカー・ブラックラベル」の試験導入が始まっています。現在のところは、エディンバラのジョニーウォーカー没入型ビジター体験施設「ジョニーウォーカー・プリンセス・ストリート(Johnnie Walker Princes Street)」内のルーフトップ・バー「1820」限定で実施されています。
木材パルプをボトル状に成形して作られており、内側は水性エマルジョン(乳剤)を用いたリサイクル可能な、紙、プラスチック、アルミニウムのバリア層でコーティングされています。リサイクルするには特殊な処理が必要となるテトラパックとは異なり、このボトルは通常の方法でリサイクルができ、ワインなどの飲料を数カ月間保存するには十分な強度を持つ容器が実現したとのこと。

Image by prostooleh on Magnific
製造元のパルペックス社(Pulpex)は、一部政府からの出資を受け、ディアジオ社が設立した企業。この紙製ボトルを採用した製品として、まず、ミネラルウォーター「Purely Scottish」と洗濯用洗剤の「Smol」を発売することが決定しています。
最後に、ディアジオ社が2024年に発表した、世界最軽量のウイスキー用ガラスボトルを使用した「ジョニーウォーカー・ブルーラベル・ウルトラ(Johnnie Walker Blue Label Ultra)」のことも付け加えておきましょう。全世界でわずか888ボトル限定の超レアなこのウイスキーのボトルは、栓を除いた重量がわずか180グラム。独特のティアドロップ型のフォルム、格子状の栓、そして竹製のフレームを採用し、高級感とシンプルさを融合させたデザインも併せ、まさに長年にわたる試行錯誤と技術革新の賜物といえるでしょう。実験的な試みではありましたが、同社の今後のガラス容器軽量化の取り組みを導くものとなるに違いありません。
ジョニーウォーカー・ブルーラベル・ウルトラの実際の画像はこちらでご覧ください。
INFORMATION
Johnnie Walker Princes Street ジョニーウォーカー・エクスペリエンス
参照ウェブサイト:Diageo、The Scotsman
https://living-in-eu.com/tidbit/paper-based-bottleshttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2026/10/18_2610_paper-based-bottles_00.jpghttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2026/10/18_2610_paper-based-bottles_00-150x150.jpg(トップ画像:Image by vectorpocket on Magnific) 先祖代々愛飲されてきたウイスキーが、近々紙製のボトルで提供されるかもしれないという、スコットランド人もびっくりのニュースをお伝えします。 シングルモルト・ウイスキーの「ラガヴーリン(Lagavulin)」や「タリスカー(Talisker)」、日本でも人気のウイスキー「ジョニーウォーカー(Johnnie Walker)」などを手掛ける国際的な酒類メーカー、ディアジオ社(Diageo)は、2020年からウイスキー用紙製ボトルの開発を進めてきました。プラスチックの使用量を抑えた紙製ボトルは、2026年初めにバルセロナで開催された「タイムアウト・フェスティバル」にてお披露目され成功を収めた、「ベイリーズ(Baileys)」の紙製ミニボトル(80ml)の試験導入に続く第2弾目となりますが、ウイスキーに使われるのは業界初の試みです。 Image by Kerstin Riemer from Pixabay 2026年9月より、紙を主成分とするボトル入り「ジョニーウォーカー・ブラックラベル」の試験導入が始まっています。現在のところは、エディンバラのジョニーウォーカー没入型ビジター体験施設「ジョニーウォーカー・プリンセス・ストリート(Johnnie Walker Princes Street)」内のルーフトップ・バー「1820」限定で実施されています。 木材パルプをボトル状に成形して作られており、内側は水性エマルジョン(乳剤)を用いたリサイクル可能な、紙、プラスチック、アルミニウムのバリア層でコーティングされています。リサイクルするには特殊な処理が必要となるテトラパックとは異なり、このボトルは通常の方法でリサイクルができ、ワインなどの飲料を数カ月間保存するには十分な強度を持つ容器が実現したとのこと。 Image by prostooleh on Magnific 製造元のパルペックス社(Pulpex)は、一部政府からの出資を受け、ディアジオ社が設立した企業。この紙製ボトルを採用した製品として、まず、ミネラルウォーター「Purely Scottish」と洗濯用洗剤の「Smol」を発売することが決定しています。 最後に、ディアジオ社が2024年に発表した、世界最軽量のウイスキー用ガラスボトルを使用した「ジョニーウォーカー・ブルーラベル・ウルトラ(Johnnie Walker Blue Label Ultra)」のことも付け加えておきましょう。全世界でわずか888ボトル限定の超レアなこのウイスキーのボトルは、栓を除いた重量がわずか180グラム。独特のティアドロップ型のフォルム、格子状の栓、そして竹製のフレームを採用し、高級感とシンプルさを融合させたデザインも併せ、まさに長年にわたる試行錯誤と技術革新の賜物といえるでしょう。実験的な試みではありましたが、同社の今後のガラス容器軽量化の取り組みを導くものとなるに違いありません。 ジョニーウォーカー・ブルーラベル・ウルトラの実際の画像はこちらでご覧ください。 INFORMATION Johnnie Walker Princes Street ジョニーウォーカー・エクスペリエンス 参照ウェブサイト:Diageo、The ScotsmanLiE 編集部LiE 編集部 toyo@a-concept.co.ukAdministrator欧州移住の正解が見つかる | Living in Europe - 住まい・教育・医療の総合ポータル


