クリスマスやニューイヤーシーズンが終わる頃、ヨーロッパの多くの地域では寒さが一段と厳しくなり、気分もちょっとブルーになりがち。その分、心も体も温めてくれるようなチーズがより一層おいしく感じられる季節ともいえますね。そんなチーズの代表が、今回ご紹介する「ラクレット(Raclette)」です。

Image by freepik

ラクレットとは、スイスとフランスにまたがるアルプス地方原産のチーズ名であると同時に、アルプス地方の郷土料理でもあります。ラクレットを火にかざし、溶けた部分を削り取ってジャガイモなどにのせていただきます。

語源は「削り取る」という意味のフランス語「ラクレ(racler)」。スイス、フランス、ドイツといったアルプス地方だけでなく、アルプス以北のヨーロッパ全般、そして日本でも質の高い「ラクレットスタイル」のチーズがつくられています。このことからも、このチーズの世界での人気ぶりがうかがえます。

アルプス地方では、本来、ホールチーズを半分に切った断面を暖炉などの火にかざして溶かしていたのですが、昨今、ラクレットヒーターや卓上で楽しむことができる専用グリルが普及したことで、ラクレットの知名度も上がりました。

熱でとろりと溶ける物性を持ち、オレンジまたは茶色の外皮は芳醇な香りを放ちます。ボディはしっとりとして弾力があり、その味わいはマイルドながらもコクと豊かな旨みがあります。加熱すると、熱々トロトロの食感になるだけでなく、より一層芳醇さを増し、香ばしさも加わって滋味溢れる味わいを堪能することができます。

キャンドルで加熱するコンパクトなラクレットウォーマーもある

さまざまな温野菜とも合わせやすく、手軽に栄養満点で楽しさいっぱいのテーブルを演出することができます。お醤油と鰹の風味を効かせた焼きおにぎりにトロッとかけてみてもおいしいので、ぜひお試しください。

寒くて暗い季節こそ、家族や友人とラクレットを囲んで、心も体もほっこり、みんなの笑顔を増やしたいですね。

https://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2026/01/09_2601_rac_top.jpghttps://living-in-eu.com/wp-content/uploads/2026/01/09_2601_rac_top-150x150.jpgLiE 編集部クリスマスやニューイヤーシーズンが終わる頃、ヨーロッパの多くの地域では寒さが一段と厳しくなり、気分もちょっとブルーになりがち。その分、心も体も温めてくれるようなチーズがより一層おいしく感じられる季節ともいえますね。そんなチーズの代表が、今回ご紹介する「ラクレット(Raclette)」です。 Image by freepik ラクレットとは、スイスとフランスにまたがるアルプス地方原産のチーズ名であると同時に、アルプス地方の郷土料理でもあります。ラクレットを火にかざし、溶けた部分を削り取ってジャガイモなどにのせていただきます。 語源は「削り取る」という意味のフランス語「ラクレ(racler)」。スイス、フランス、ドイツといったアルプス地方だけでなく、アルプス以北のヨーロッパ全般、そして日本でも質の高い「ラクレットスタイル」のチーズがつくられています。このことからも、このチーズの世界での人気ぶりがうかがえます。 アルプス地方では、本来、ホールチーズを半分に切った断面を暖炉などの火にかざして溶かしていたのですが、昨今、ラクレットヒーターや卓上で楽しむことができる専用グリルが普及したことで、ラクレットの知名度も上がりました。 熱でとろりと溶ける物性を持ち、オレンジまたは茶色の外皮は芳醇な香りを放ちます。ボディはしっとりとして弾力があり、その味わいはマイルドながらもコクと豊かな旨みがあります。加熱すると、熱々トロトロの食感になるだけでなく、より一層芳醇さを増し、香ばしさも加わって滋味溢れる味わいを堪能することができます。 キャンドルで加熱するコンパクトなラクレットウォーマーもある さまざまな温野菜とも合わせやすく、手軽に栄養満点で楽しさいっぱいのテーブルを演出することができます。お醤油と鰹の風味を効かせた焼きおにぎりにトロッとかけてみてもおいしいので、ぜひお試しください。 寒くて暗い季節こそ、家族や友人とラクレットを囲んで、心も体もほっこり、みんなの笑顔を増やしたいですね。